先日、スターフライヤーに搭乗する機会がありましたので搭乗記を。
(▲スターフライヤーHPより)
結論から言うと、HPのメッセージどおり羽を伸ばせました♪というより足を伸ばさせて頂きました・・・
- スターフライヤーって?
- 機材はどんな感じ?
- いつも満席近く・・・気になる!
- 座席は広い。プレミアムクラスには及ばないけど、これでいいじゃんって思う。
- まさかの機内エンターテイメント
- まとめ -他社と明確に差別化されているエアライン
スターフライヤーって?
ベースは北九州空港。2002年に設立した会社で、2006年の旧北九州空港から新北九州空港への移転の前後に誕生した航空会社です。黒を基調とした機体、漆黒のインテリア、シックなCAさんの制服と他の航空会社と雰囲気が異なります。
機材はどんな感じ?
機種はエアバスA320を10機保有しているそうです(wikipedia情報)。
内装は黒の革製のシート。また、パナソニック製の機内エンターテイメントシステムを全席に備えています。
元々A320は160席程度が標準座席数。しかし、スターフライヤーは150席程度に抑え、座席の前後幅を広げて足元のスペースが広いそうです。10~15センチほど、ということで「膝一つ分」広いイメージですね。
いつも満席近く・・・気になる!
そもそもなぜスターフライヤーに乗ろうと思ったのかというと、ANAの予約をするときに、満席具合が目立っていつも気になっていたからです。
下画像はとある日の羽田-福岡路線の予約ページ。SFI運行というのがスターフライヤー運行の便です。
他のANA運航便が空席ありの状態なのに、ピンポイントでスターフライヤー運行便の空席が少ない状況・・・。スターフライヤーはA320運行ですので供給座席数が少ないという事実があるものの、こうもピンポイントで空席が少ない状況が続くと・・・人気あるのかな?って思ってしまいます。
空席が少ない=座席の選択肢が少ない ということにもなりますので、通路側、窓側をどうしても確保したい人は避けるはずなんですよね。私もその一人ですし。
となると、満席or空席残僅かになるまで予約が入るこの航空会社は、とてつもなく乗り心地良いのでは?と考えてしまうもの。私は出発3日前が予約したのですが、既に残席は4程度。窓側、通路側を確保できない、所謂「ミドル・マン」でしたが意を決して予約しました。
座席は広い。プレミアムクラスには及ばないけど、これでいいじゃんって思う。
搭乗日当日。ANAのコードシェアとして予約したので優先保安検査場、ANAラウンジでゆったりまったりしてました(*´∀`*)。さてさて、いつものように優先搭乗で一足先に搭乗して写真でも取ろうかと思っていたところ・・・
思いっきり沖止めバス搭乗でした_| ̄|○ il||li
大急ぎでバスゲートまで行きましたが、既に搭乗開始からしばらく経っていたので、ドノーマルで搭乗です。でも国内線沖止めは数年ぶりでしたので何故かテンションが上がります。
▼漆黒の機体。いつものANAとは雰囲気が違います。
▲タラップは横3列くらいで登れるくらい広いのですが、機材の入り口は一人ずつなので当然混みます。
▼座席です。私はミドルマンでしたが、隣の人の搭乗が遅く、その間写真をパシャパシャ。
写真を見る限りでは広さをお伝えすることができませんが、ANA普通席よりわずかに広いです。
膝一つ分広い寸法ですが、足の自由度がかなり向上するので快適そのものです。
▲安全のしおりです。3つ折りにされているようで、ANA、JAL等の普通の航空会社ではあまり見ない形です。
座席前方にはエンターテインメントシステム、収納スペースは下に。収納スペースはMacbook Airの11インチなら楽々入るスペースです。エンターテイメントシステムにスペースを取られていますが、テーブルを2分割にする等して十分なスペースを確保しています。シートピッチに余裕があるのでシートの厚さ方向にスペースを取ることができのでは?と思えます。
また、ドリンクホルダーが独立しているところもポイント。
通常、ドリンクサービスの時はテーブルを出さなくてはいけません。でもスターフライヤーのシートだとドリンクホルダーだけ展開すればいいので、ドリンクを飲むときも手元がスッキリです。
▲機内ドリンクです。タリーズのコーヒーが飲めたり、ミネストローネが飲めたり・・・。なんか贅沢です。
まさかの機内エンターテイメント
写真を見て分かる通り、パナソニック製の機内エンターテイメントがあります。国内線仕様なのに・・・。ANAはWifi搭載機種で手持ちのスマホを使って見れますが、独立したシートモニターはありません。コンテンツは国際線と比べると少ないですが、2時間のフライトを満喫するには十二分な内容でした。ANAのwifiエンターテイメントと比べるとコンテンツもかなり充実していると感じます。
また、このエンターテイメントシステムで放映される非常時対応の映像は一見の価値アリです。ストーリー性が少しあって見てて飽きないですね。
まとめ -他社と明確に差別化されているエアライン
この予約の取りにくいエアラインは一体何なんだーーー搭乗前はネットをポチポチと見る程度で、差別化頑張っているんだなぁって思うだけでした。制服とか・・・(笑)
でも乗ってみてわかったのは「イチイチ違う」というところ。目につくところでしっかりと違いが出されています。しかも良い方向に…。
座席はもちろん、サービスも異なりますし、満席でもCAさんに余裕がある。
もちろん、イヤホンは降機時に自分でCAさんに返してね、等のコストカット感を感じることはありますが、それくらいは全くOK。また乗りたいなぁと思えるエアラインでした。
以上、スターフライヤー搭乗機でした♪