前回の搭乗~機内編に引き続き、上空編です。
滑走路は16R。
この日は台風が成田から過ぎ去った直後に離陸しました。
本来であれば北海道あたりをまっすぐに突き抜けて北極付近を通りトロントに向かう経路です。しかし、気流の悪いところを避けるためか蛇行してました。
トロントでのトランジットは2時間くらいしか無いため、到着が遅れないかハラハラ(´・ω・`)
ベルトサインが点灯しっぱなしで離陸したらすぐにサーブされるはずの機内食の準備もできていないご様子。
北海道に差し掛かったところでしょうか。
外人CAさんが業を煮やし、ベルトサインが点灯した状態でギャレーで準備し始めました。
私の席は8Kでギャレーの直ぐ側。準備の音が激しかったです。
どこかのCAさんがお客さんが荷物を取り出していると勘違いしたのか、
「ただいまシートベルトサインが点灯しております。大変危険ですので荷物の出し入れはご遠慮頂き、今すぐ着席してシートベルトをきつくお閉めください」
と英語と日本語で伝えてます。でもより一層激しくなるギャレーからの音。
何回か放送された後、機長からのアナウンスで「絶対席から立たないでください」との放送が…
それでも一層激しくなる・・・(略)
謎の精神力をお持ちの外人CAさんでしたが、勝手にお客さんのせいにされててあまり気持ちよくなかったです(;´Д`)
その無理もあってかベルトサインが消えるとすぐに機内食がサーブされてきました。
この旅でエア・カナダに4レグ乗りましたけどCAさんはベルトサイン無視気味ですwエアカナダ・ルージュに至っては着陸間際、ギアダウンしてもまだ立ってる有様。。。
海外エアラインってそんなものなんでしょうかね。。。
これは北海道を過ぎたあたりでの雲の様子。いやぁ、すごいです。台風。よく離陸してくれました。
続いて機内食へ。まずはドリンクです。
白ワインとナッツ。白ワインは…銘柄忘れました。
イタリアの辛口ワインだったような・・・。すっきりしていてグビグビいけちゃいます。
ナッツは温めてあって柔らかく、美味しかったです。
こんなに温かいナッツは初めて(笑)
写真はナッツとワイン♪
続いて前菜です。
フランスパン、サラダ、エビの…すいません、メニューを持ち帰ったはずなのですが紛失したのでメニューの名前がわかりませんw
バルサミコ酢のソースがついていたんですけど、最初何にかけるかわかりませんでした。常識欠け過ぎですね(;・∀・)
考えた挙句、塩コショウと共にサラダに。後で嫁さんに聞いたら超一般常識と。。。お恥ずかしーーー
続いてメインです。
和食、ビーフ、チキン、健康食の4つから選べました。メニューのヒアリングが最後のほうで和食とビーフが全滅。ビーフが楽しみだったのでかなり落ち込みました。
事実上2択、なんとなく健康食を選択。サーモンのソテーでした。写真だとわかりにくいですが結構な大きさです。
そして…美味しい!
期待してなかったのでびっくり。
まず口に入れた瞬間、「なんじゃこのパサパサ感は(´・ω・`)」
って思ったのですが、噛みこむとちょっとジューシー。旨味が染み出てきました。油も乗っていたようでジワジワ味が出てきます。
ソースの味もサーモンの味とピッタリで少し甘め。添え物のライスと共にすぐに食べ終えました。
思えばこの8日間の旅で一番美味しかったと思います。
そもそもカナダってサーモン有名ですもんね、そりゃ素材だけでなく調理法もいいはずですよね。また、CAさんおすすめの白ワインもよく合って大満足です♪
このあとはワインを数杯頂き、睡眠導入剤を口に放り込んでフルフラットへ!
機内食を食べ終わったあと、トロント到着まで残り9時間弱でした。5時間くらい寝れたと思います。
こんなにぐっすり眠れたのは初めてです。筆者はメラトニンを飲んでもドリエル飲んでも、基本的に飛行機では眠れません。
シートポジションをセットするパネルで、シートの"硬さ"を自由に設定できます。その設定も好みピッタリに調整できました。
トロントが近づきます。
熟睡した後、着陸75分前にブランチのサーブ。
食べかけですいません(笑)
ヨーグルトが思いっきり日本ですね♪
程なくして、定刻通りトロント・ピアソン空港に着陸です。
着陸は国内の航空会社と違い、そ~っとタッチダウン。
「しっかり着地させたほうが(多少ドシンとさせたほうが)安全」という話が頭に摺りこんであったのでちょっと不安に感じました。エアカナダはそ~っとタッチダウンが多い気がします。心がけなんでしょうかね。
以上、12時間程度のフライトでした。
機体を足早に、国際線乗り換えに急ぎました。